手記集「いのちの叫び」
親は、子の健康を願って予防接種を受けさせ、それが原因で子どもがB型肝炎ウイルスに感染してしまいました。そして、その子どもが大人になって子を生んだときに、母子感染でさらに被害が拡大したのです。
こうした危険性があることを国は認識していながら、集団予防接種での注射針や注射筒の使い回しを黙認し、被害拡大を放置し続けてきました。集団予防接種を受けた人は誰もがB型肝炎ウイルスに感染した可能性がありました。もしかするとあなた自身が、ここで述べられているような苦悩を背負っていたかもしれないのです。
この手記集は、B型肝炎によって人生を変えられ、今なお困難な生活を強いられている人々の、壮絶な「いのちの叫び」なのです。
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子どもらに二次感染をさせた苦しみと副作用の苦しみ
57歳・女性 大阪府在住/慢性肝炎※下記の母
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母親になってわかった母の苦悩
34歳・女性 大阪府在住/慢性肝炎※上記の娘
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妻の支えと母への思い
55歳・男性 愛知県在住/肝硬変
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再発を繰り返すガンの恐怖
61歳・男性 奈良県在住/肝がん
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死ぬときは一緒と言ってくれた妻へ
58歳・男性 兵庫県在住/肝がん
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いつ病気が進行するのか...という恐怖の日々
48歳・男性 大阪府在住/キャリア
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B型肝炎ウイルスによって壊された私の家族
享年64歳・女性/死亡 66歳・男性(遺族)/大阪府在住
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肝がんによって26歳の若さで死亡した次男
享年26歳/死亡 62歳・女性(遺族)/奈良県在住/キャリア