B型肝炎患者・患者の家族の声
親は、子の健康を願って予防接種を受けさせ、それが原因で子どもがB型肝炎ウイルスに感染してしまいました。そして、その子どもが大人になって子を生んだときに、母子感染でさらに被害が拡大したのです。
こうした危険性があることを国は認識していながら、集団予防接種での注射針や注射筒の使い回しを黙認し、被害拡大を放置し続けてきました。集団予防接種を受けた人は誰もがB型肝炎ウイルスに感染した可能性がありました。
国との間では基本合意が成立し、国(総理大臣)は謝罪をしましたが、失われた患者の生命・健康が戻ることはありません。患者・家族は、あなたと同じ時代、同じ地域でともに過ごした人であり、もしかするとあなた自身が、患者・家族と同じ苦悩を背負っていたかもしれないのです。
患者・家族の声を聞いてください。