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和解成立件数2017年3月8日現在
全国
  • 提訴数:23477
  • 和解数:17154
大阪
  • 提訴数:4361
  • 和解数:3487

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これまでの歩み

裁判報告

第48回口頭弁論

今回の期日も沢山の方が傍聴された中、原告の意見陳述と弁護団意見陳述が行われました。

原告3672番さんは、中学生の頃から既に倦怠感があり、祖父から続く伝統的産業の仕事を継げなかったこと、B型肝炎ウイルスに感染判明時に結婚を予定していたパートナーがおり結婚するに際してパートナー及び義理の両親にB型肝炎の説明をすることに大きな精神的負担を抱えたこと、就職した電気メーカーでは体力面から花形部門につけなかったこと、70歳をこえ病状も落ち着いてきたと安心していた矢先に肝癌の発症を告げられ辛い治療を強いられたことから、二度とこのような被害が生まれないようにと訴えられました。

原告3874番さんは昭和56年に感染が判明し、当時は就職先の刑務所でも感染している収容者が差別的な扱いを受けていることを目の当たりにし自身がキャリアであることを言えなかったこと、キャリア自体の治療を目指したが叶わなかったこと、発症してからは適切な治療にたどり着くまで生命の危機すらあったことから、正しい知識の普及と治療に対する積極的な支援を訴えられました。

弁護団意見陳述では長野真一郎弁護士が、前回1月期日から和解者数が激減していることを問題提起し、これについて国に対しては早期和解実現に向けた対策を、裁判所には重大な関心をもっての対応を求めました。因みに前回1月期日の和解者数は32名、今回は51名であり、これは近年の平均和解者数の1/2以下とのことです。また、除斥問題については、引き続き国に再検討を求め、仮に進展しない場合は裁判所の和解所見を含め、国の対応、裁判所の訴訟指揮を求めていくことを陳述しました。

裁判の後、AP大阪淀屋橋に会場を移して期日報告集会が開催され、まず原告の江口さんより恒例のDVD上映がありました。次いで期日で意見陳述いただいたお二人よりの感想、各担当弁護士の感想、ニュース映像上映、基本合意5周年記念集会の報告、恒久対策委員会、なの花の会からの報告、病態ごとに分かれての交流会、原告団総会がありました。
その後、開かれた懇親会も、大いに盛り上がりました。

第47回口頭弁論

この日も、傍聴席が満員になるほど、多数の方に参加いただきました。
法廷では、まず原告の意見陳述がおこなわれました。
原告3561番さんは、ご自身が受けた偏見や差別についてお話しされ、正しい知識を普及させることの大切さを訴えてくださいました。原告3786番さんは、肝がんで亡くなったご主人の思い出や緩和ケアの苦しみ、家族の思いについて、言葉につまりながらも気丈に陳述されました。

続いて、弁護団代表の長野真一郎弁護士が、弁護団意見陳述を行いました。
長野弁護士からは、審理期間が長引き、提訴してからも長期間救済を受けられない患者が多く存在することを指摘した上で、①B型肝炎訴訟に対応する国の職員の増員、②各地の審査体制と中央の審査体制の間における合理化、③和解の内容・結論とはほとんど無関係な資料の追加要求をやめるなどの効率化、といった大幅な改善対策をとるべきであるとの意見が陳述されました。
なお、この日の和解者数は、直近の裁判期日の中ではきわめて少ない、32名にとどまりました。

裁判の後は、大阪弁護士会館に移動して、期日報告集会を行いました。
集会では、意見陳述をしてくださった原告さんから感想を述べていただいたほか、この間の活動についての映像報告や、基本合意5周年記念集会の報告がおこなわれました。
また、恒例の原告交流会もおこないました。
初めて参加してくださった方もおられて、数十分の交流時間があっという間に過ぎてしまう、たいへん盛り上がった交流会となりました。

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